TOP>【事例紹介】日常撮影で支持を集めるママフォトグラファーこだわりのフォトブック制作術
こんにちは、Photoback for Bizの梶です。
本日は「日常撮影」フォトブックで多くのお客様から支持を集めるフォトグラファー・大内麻世様のインタビューをお届けします。
「#我が子へのお手紙」というコンセプトで作成しているフォトブックは、今年のPhotoback for Biz Awardでも入賞。
撮影時に気を付けていること、そしてブック作成にかける想いについてお話しを伺いました。
大内麻世
神奈川県・武蔵小杉を拠点に、首都圏で活動しているファミリーフォト専門の出張カメラマン。
日常のストーリーを大切にした撮影を特徴としているとともに、お子さまへのメッセージを入れられる完全オーダーメイドのフォトブック制作にも力を入れている。
プライベートでは、3歳の女の子のママ。
第1回Photoback for Biz Awardファミリー部門にて、銀賞を受賞。
公式サイトはこちら
https://www.mamable-photography.com/
ー 今日はよろしくお願いします!まず、フォトグラファーになろうと思ったキッカケを教えてください。
「いつかフォトグラファーになりたい」という漠然とした想いはずっとありました。でもカメラもずっと持っていなかったですし、何か行動を起こしてきたわけでもありませんでした。娘が生まれたときも、当初はカメラを持っていませんでした。生後半年くらいでやっとミラーレスのカメラを買ったのですが、それをきっかけに忘れていた夢が思い出されて、写真への興味が一気に溢れ出てきました。
そんな中、母親になって感じた「育児は仕事と違って成果を感じづらい(成果で測るものではない)」という気づきも、今の自分の活動を後押しするきっかけになりました。子育てでは、自分が頑張ったからといって良い子が育つかというと、そうではないですし、仮に良い子が育ったからと言って、それは自分の成果ではありません。
(そもそも「良い子」というものの定義もわかりませんが…。)
なので皆さんの中にも、自分が親として積み重ねていることを過小評価してしまったり、孤独を感じたり、不安に思っている方も多いのではないかと思ったんです。そこで、親御さんがいきいきと子どもに向き合う姿を、写真にして見せることができれば、自分たちが日々している子育てを肯定するお手伝いができるんじゃないか…、その気持ちがフォトグラファーになりたい!という想いを一層強くしてくれました。
私が何か言葉で伝えるよりも、写真を見て、自分で感じたことの方が、心にダイレクトに届くと思っています。写真に写る自分の姿を見て、前向きに生きる支えにしていただけたら嬉しいです。
フォトグラファーとして仕事を始めて3年目に入りましたが、最近はリピーターさんやご紹介でのご依頼も増えてきました。
自分が信じて積み重ねてきたことを、皆さまからも認めていただきつつあるのかなと実感できる場面も増え、やりがいを感じています。
ー 大内さんはInstagramでとても丁寧に発信をされている印象がありますが、そういった想いがあったのですね。発信を行う際、気を付けていることはありますか?
3つあります。①見た人がいやな気持ちにならない内容であること、②それを前提として、私らしさをさらけ出すこと、③そして、言葉を磨き、わかりやすく伝えること…を意識しています。
ストーリーとフィードでも発信する内容は変えていて、フィードに投稿するときは写真(自分の仕事)を見せる、ストーリーは自分の人間性が伝わるような文章をメインで投稿しています。
そのおかげか、Instagram経由で撮影のお問合せをいただくことも増えましたね。撮影前に投稿を見ていただいていると、私の考えを知ってくださっているので、撮影もスムーズに進むことが多いです。
※大内さんのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/mamable.photo/
ー ここ数か月、誕生日や七五三といったハレの日ではない普通の日の「日常撮影」に力を入れていらっしゃいますね。ごはんを食べている様子や、お子さんと親御さんがお話ししているところが、とても素敵に切り取られています。反響はいかがですか?
コロナをきっかけに、すごくお問合せが増えました。世の中の流れとして、日常撮影の需要が高くなっているように感じています。言葉遊びみたいになってしまいますが、ありふれた日常が、ある意味“非日常”になってしまっていて、だからこそ写真に残しておきたいと思う方が増えてきているのではないでしょうか。
以前からいわゆる「映え」よりは日常が好きで、写真に切り取るのも得意という認識はありましたが、「日常撮影」を強みに頑張っていこうと自信を持てるようになったのはごく最近のことです。それは、フォトブックが背中を押してくれたと言っても過言ではないですね。
「日常をカタチに残す」という表現は最近よく耳にするようになりましたが、実際に手に取って、繰り返し見返せるフォトブックは、まさに「カタチに残す」ひとつの手段として、とても素晴らしいと思います。
私自身の撮影技術も、フォトブックを作るようになってから向上しました。フォトブックでは、ストーリー展開がとても重要になってくるので、情景を効果的に写真で表現する力が、自然と上がったと感じています。また、データのみを納品するときでも、フォトブックを見ているようなストーリーを感じられるように心がけているので、お渡ししているお写真の質は確実に良くなっていると思います。
ー そんなフォトブックを受け取ったお客様の反応はいかがですか?
とっても評判がいいです!皆さん感動してくださっています。先日フォトブックを納品したお客様には、「サッと見るのがもったいなくて、子どもが寝た後じっくり堪能しました」とご連絡をいただきました。「宝物です」というご感想もとても多くて、本当にやっていて良かったなと思う瞬間です。
先日、自分の娘のフォトブックを作って母にプレゼントしたのですが、何度も何度も見返しながらお酒を飲んでくれているみたいで(笑)、本当に嬉しいですね。
ー データをもらえれば十分、という方もいらっしゃると思いますが、フォトブックはどのようにオススメされていますか?
事前にご検討状況を聞くようにしています。すると「サンプルを見たい!」と言ってくださる方が大半なので、撮影にお持ちしてお見せしています。実物をご覧になると、いいね!と購入いただく方も多いです。また、私のウェブサイトにフォトブックについて大きく掲載しているので、事前にそちらを見て購入を決めてくださっている方もいらっしゃいます。
フォトブックはPOCKET縦横、ROUGH、FOLIOの3種類を扱っています。みなさん最初に手に取るのはFOLIOで人気は高いですが、最終的には撮影内容とご予算によって判断なさっていますね。日常撮影などカジュアルな撮影ではROUGH、お誕生日や七五三などの撮影ではFOLIOのご注文をいただくことが多いです。フォトブックは別に…という方でも、比較的安価なPOCKETを用意しておくことで、ご検討いただける方がぐっと増えます。
ー 最後に、大内さんがフォトブック作りで大事にしていることを教えてください。
家族の愛や関係性、その日のストーリーをカタチにできるように強く意識しています。私が作るフォトブックのコンセプトは、「#我が子へのお手紙」。お子さんへのメッセージを最終ページに入れていて、フォトブック自体が未来に贈るメッセージです。
お子さんにとっては「自分はこんなにも愛されて育ったのだ」という支えに、親にとっては「自分たちが子育てに真剣に向き合ってきたのだ」という証になればいいな、と考えています。
お子さんのために作っているのはもちろんですが、子どもと向き合う親御さんの姿も応援していきたいです。フォトブックは、そんな私の想いをカタチにしてくれる素敵な相棒です。
インタビュー中、言葉を選びながらゆっくりと丁寧に語っていただいた大内さん。写真、そしてフォトブックを通してご家族みんなの愛を見えるカタチにして届けるための工夫をたくさん聞くことができました。
大内さんが利用されているフォトブックはPOCKET、ROUGH、FOLIOの3種類。すべてページがフラットに開く合紙製本のブックで、お客様のご予算に併せてご提案いただけます。
サイズ:W186mm×H186mm
厚み:本体約11~22mm
ケース約17~27mm
ページ数:16P/24P/36P
製本方法:合紙製本(見開きフラット)
本文用紙:微塗工紙(やや黄味あり)
色数:6色印刷
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参考価格)FOLIO 16ページ(価格は全て税込)
※ログイン後価格をご覧いただくことができます。
サイズ:W150mm×H150mm
本体厚み:約4〜7mm
ページ数:16P/24P/36P
製本方法:合紙製本(見開きフラット)
本文用紙:特殊紙(黄味あり・かため)
書体:12種類
色数:6色印刷
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参考価格)ROUGH 36ページ(価格は全て税込)
※ログイン後価格をご覧いただくことができます。
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